ホンダ トゥデイG(M-JW1)
1985年式
ホンダコレクションホールにて 2013年4月29日撮影
今の軽自動車と比べてみると考えられない程小さなクルマですが、見た目以上に室内は広いらしく、エンジンの置き方次第で、これほどまでに室内空間が広げられるということを示したクルマ。本田宗一郎氏が長年提唱してきたMM思想の自動車の集大成のようなものです。
車高も低く、スラントノーズでもあるので、スポーツ走行に向いているような形状のクルマでしたが、スズキがアルトワークスを、ダイハツがミラTR-XXを出す中、トゥデイには特にスポーツモデルは用意されませんでした。これで64psもあったらさぞ楽しい事でしょうに、残念であります。
1988年のMCで一応、Ri-Zというスポーツモデル的なものが追加されたようですが、それでも64psには程遠い数値。・・・ただ、チューニングすれば、元々のボディがよくできているだけに馬鹿っ速になるという、玄人向けのクルマでもありました。