ホンダ バラードスポーツCR-X1.5i(AF)
1983年式
ホンダコレクションホールにて 2013年4月29日撮影
軽くて小柄なボディにそれなりにパワーのあるエンジンと、若者向けのコンパクトスポーツとして登場したのが、CR-Xです。2代目の通称「サイバースポーツ」は更に走りの面で進化し、峠の走り屋たちからの人気が高かったようです。
2代目は完全に独立車種になりましたが、初代は、バラードスポーツCR-Xの名の通り、バラードの派生車種という扱いでした。ちなみにバラードというのはシビックの姉妹車種で、2代目にはシビックには無いセミリトラクタブルライトが採用されるなどのちょっとした差別化がなされた、シビックの少し上級に位置するクルマです。・・・がしかし、シビックが大ヒットする中、外見上はシビックと大差ない事からか大して売れず、派生車種のCR-Xの方が有名になるという皮肉な結果に終わってしまいました。
デザインの方ですが、イケイケな80年代のホンダデザインの名に恥じない、非っ常にカッコいいものとなっております。セミリトラクダブルライトによるCoolな表情、テールランプの一文字デザイン、ツートンカラーなどなど・・・。